ビタミンと疾患の関係性(5月4日 国試1日1問 基礎医学大要)
問.(第66回 午後 第21問 改)
血液凝固異常を生じるビタミンはなにか。
解答.
ビタミンK
解説.
ビタミンの欠乏によりどのような疾患は生じるか。これは、国家試験でよく聞かれるポイントである。また、模擬試験でもよく見かける印象がある。しっかり覚えておいてほしい。
・ビタミンA欠乏 ━ 夜盲症
・ビタミンB12欠乏 ━ 悪性貧血(赤血球の分化・生成の障害)
・ビタミンC欠乏 ━ 壊血病
・ビタミンD欠乏 ━ 骨軟化症(成人)、くる病(幼児)
・ビタミンE欠乏 ━ 免疫機能障害
・ビタミンK欠乏 ━ 血液凝固障害による出血
また、ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがある。そのビタミンがどちらに分類されるかは答えられるようにしておいたほうが良い。
《脂溶性ビタミン》
・ビタミンA
・ビタミンE
・ビタミンK