診療放射線技師国家試験要点まとめ&国試1日1問(解説付き)

合格点取るために必要かつ十分な知識、ムダのない効率の良い勉強をサポート…を意識した要点まとめ

模擬試験について(模擬試験前の勉強法など 雑談)

 

       

今月は業者の模擬試験があるという情報を目にしたので、模擬試験について書いてみました。

 

私の場合は模擬試験直前(7~10日前)は作成したノートを見直しを徹底して行い、暗記作業に集中していました。

直前は復習以外のこと(例えば、新しい知識の吸収することなど)はほとんど行っていませんでした。(せいぜいノートに補足事項を少し書き込むくらいのものでした)

よかったら参考にしてください。

 

皆さんが現時点での最高のパフォーマンスができるよう頑張ってください。陰ながら応援させてください。

 

(追記)

わざわざ言うまでもないとは思いますが念のため。前日はよく寝た方がいいですよ。単位認定試験の前日感覚で徹夜なんかしたらよほど体力、集中力に自信のある方以外は午後までもたないので。

日本人の死因(7月6日 国試1日1問 基礎医学大要)  

 

問.

日本人の死因第2位の疾患を答えよ。

 

 

解答.

心疾患

 

解説.

日本人の死因の順位はある程度のところまで知っておくと得です。

 

1位 悪性新生物

 

2位 心疾患

 

3位 肺炎

 

4位 脳血管疾患

 

5位 老衰

 

※このデータは厚生労働省が公開している2017年時のデータです。

腫瘍に関する死亡率の統計(基礎医学大要)

 

今回は腫瘍に関する統計データで国家試験受験の上で知っておいた方が良いものをまとめています。

 

《男性に多いがん》

 

1位 肺癌

 

2位 胃癌

 

3位 大腸癌

 

 

《女性に多いがん》

 

1位 大腸癌

 

2位 肺癌

 

3位 胃癌

 

※上記の順位は平成27年厚生労働省のデータを用いています。

 

《近年増加傾向にある癌》

 

大腸癌

 

肺癌

 

乳癌

 

 

《近年減少傾向にある癌》

 

胃癌

 

子宮頸癌

放射性薬剤の投与経路(7月5日 国試1日1問 核医学検査技術学)

 

問.(オリジナル)

⁹⁹m-Tcフチン酸を用いたリンパ節シンチグラフィにおいて薬剤の投与経路を答えよ。

 

 

解答.

皮下注射

 

解説.

今回は放射性医薬品の投与経路について解説します。多くの方はすでに知っている知識だと思いますが、そういった方も、よろしければ復習にお役立てください。

 

・¹¹¹In-DTPA(脳槽シンチ) / 腰椎穿刺

 

・¹³³Xeガス(脳血流シンチ、肺換気シンチ) / 経気道

 

・⁸¹m-Xeガス(肺換気シンチ) / 経気道

 

・Na¹²³Iカプセル(甲状腺シンチ) / 経口

 

・⁹⁹m-Tcフチン酸(リンパ節シンチグラフィ) / 皮下注射

細胞の放射線感受性 (6月9日 国試1日1問 放射線生物学)

 

問.(オリジナル)

細胞周期の中で放射線感受性が最も高いのは何期か❓

 

解答.

放射線感受性が最も高いのはM期。

 

解説.

 

・細胞周期はG₁期→(G₀)→S期→G₂期→M期→G₁期…の順。

 

放射線感受性が最も高いのはM期。

 

・M期に次いで放射線感受性が高いのは、G₁後期、S期初期。

 

放射線感受性が最も低いのはG₁初期。

 

・G₁初期ほどではないがS期後期、G₂初期もまた放射線感受性が低い。

 

SPECTの減弱補正(6月8日 国家試験1日1問 核医学検査技術学)

 

 

問.(オリジナル)

SPECTの減弱補正法で均一吸収補正法に分類される方法はWBP法の他に何があるか。2つの方法を挙げ、それらの名称を答えよ。また、それら2つのうち後補正法なのはどちらか答えよ。

 

解答.

chang法、Sorenson法

 

解説.

 

SPECTの減弱補正法は大きく均一吸収補正法と不均一吸収補正法があります。

 

 

《均一吸収補正法》

 

・体内の減弱が一定と仮定し減弱補正を行う方法。

 

WBP法Chang法Sorenson法が該当する。

 

・Sorenson法は投影データを補正する方法(前補正法)。

 

・Chang法は再構成画像を減弱補正する方法(後補正法)。

 

 

 

《不均一吸収補正法》

 

・体内の減弱が一定ではないことを考慮した方法。

 

逐次近似Chang法トランスミッションがある。

 

トランスミッション法には外部線源法X線CTを用いた方法がある。

 

・外部線源法にはGdAmを用いる。

 

 

《補足》

ちなみにですが、PETの減弱補正法もまた外部線源法とX線CTを用いた方法です。しかし、用いられる線源が⁶⁸Ge-⁶⁸Ga,¹³⁷Ceであることに注意が必要です。

染色体異常による遺伝性疾患 (6月7日 国試1日1問 基礎医学大要)

 

 

 

問.(オリジナル)

21番目の常染色体の異常により起こる疾患は何か❓

 

 

解答.

ダウン症候群

 

 

解説.

 

《常染色体の異常》

 

ネコ鳴き病       - 5番目の常染色体の異常。(染色体の短縮欠損)

 

パト-症候群      - 13番目の常染色体の異常。

               常染色体が1つ多く3つある(トリソミー)。

 

エドワーズ症候群    - 18番目の常染色体の異常。

               常染色体が1つ多く3つある(トリソミー)。

 

ダウン症候群      - 21番目の常染色体異常により起こる。

               常染色体が1つ多く3つある状態(トリソミー)。

               常染色体はふつうは2本ある。

               特有の顔つき。

               精神発達遅延あり。

               先天性の心疾患を持つ。

               白血病を発症しやすい(感染症にかかりやすいため)。

 

慢性骨髄性白血病    - 22番目の常染色体異常(フィラデルフィア染色体)    

 

 

《性染色体の異常》

 

ターナー症候群      -性染色体のXが1つ少ない(モノソミー)。 

               女性器の発育悪い。

               低身長。

               知的障害なし。

 

クラインフェルター症候群 -性染色体のXが1つ多い。

               男性で発生する。

               手足が長く、痩せ形の体形。

               軽度の知的障害。